地理的位置:
地理的位置
経度: 東経40~47度 40~47度
緯度: 北緯41~44度 41~44度
国境線の長さ: 1970km(1224マイル))
陸地の国境線: 1655km(1028マイル)
グルジアの黒海の海外線の長さ: 315km(195マイル)
アルメニアとの国境線の長さ: 164km
アゼルバイジャンとの国境線の長さ: 322km
ロシアとの国境線の長さ: 723km
トルコとの国境線の長さ: 252km
面積: 69.700k㎡
海洋: 0k㎡
陸地: 69.700k㎡
耕地: 11.21%
宅地: 11.21%
宅地: 4.09%
その他: 84.71%(1998年推定
灌漑面積: 4.700k㎡(1998年推定)
標高の差異:
最高点: シュハラ山 - 5068m
Lowest:最低点: 黒海 - 0m
グルジアは山がちな国です。大コーカサス山脈が北部国境線を形成し、そこから派生した山地が南部へのびています。南部の国境線はメスヘチ-トリアレチ火山高原を含む小コーカサス山脈上にあり、その間に平地が広がります。西部には黒海があります。
主な高山:
シュハラ山 - 5068m(16627フィート)
ジャンガ山 - 5059m(16597フィート)
ムキンヴァルツヴェリ(カズベキ)山 - 5047m(16558フィート)
ショータ・ルスタヴェリ山 - 4860m(15944フィート)
テトヌルディ山 - 4845m(15938フィート)
ウシュバ山 - 4700m(15419フィート)
アイラマ山 - 4547m(14917フィート)
主要河川:
ムトゥクヴァリ(ロシア語で「クラ」)川 - 1364km(847.5マイル)
チョロヒ川 - 438km(272.1マイル)
アラザニ川 - 351km(218.1マイル)
リオニ川 - 327km(203.1マイル)
トリ川 - 320km(198.8マイル)
エングリ川 - 213km(132.3マイル)
主な湖:
パラバニ湖 37.5k㎡(
カルツァヒ湖 26.3k㎡(10.1平方マイル)
パリアストミ湖 18.2k㎡(7.0平方マイル)
タバツクリ湖 14.2k㎡(5.4平方マイル)
ハンチャリ湖 13.3k㎡(5.1平方マイル)
ジャンダリ湖 10.6k㎡(4.0平方マイル)
グルジアには高山帯から亜熱帯まで、複雑な気候が入り込んでいます。
グルジアの地勢は中生代から新生代にかけての降水によって形成された部分が多いと考えられている。
グルジアには高山、中くらいの山、低い山地が国内に広がっているため、場所場所によって対照的に違う風景に出会います。
グルジア北部には大コーカサス山脈(国内での最高峰はシュハラ山、5068m)が走り、そこからガグラ、ブジピ、コドリ、スヴァネチ、エグリシ、ラチャ、ロミシ、カルトゥリなどの山地が連なっています。グルジア南部の小コーカサス山脈(同最高峰はディディ・アブリ山、3301m)には火山が多く、これらの間に、コルヘチ低地、内カルトゥリ平地、下カルトゥリ平地、アラザニ平原などがあります。
北部の山脈と南部の高地とは国内中央部を南北に走るリヒ山地によってつながっているため、気候区分として、グルジアの東部と西部は対照的な気候を示します。
カスピ海に注ぐ大河はムトゥクヴァリ川で、その支流にはディディ・リアフビ川、アラグビ川、イオリ川、アラザニ川、パラバニ川、アルゲチ川、フラミ川などがあります。黒海に注ぐ川には、リオニ川、エングリ川、アチャリスツカリ川、ブジピ川などがあります。湖はそれほど多くはありません。最大湖水面積をもつのはパラバニ湖(37k㎡)で、最も深い湖はリツァ湖(最深116m)です。
氷河地帯は508k㎡(国面積の0.7%)で、万年雪地帯は標高2800~3600m以上に広がっています。グルジアは地下水が豊富で冷水と温水の鉱泉が多く見られます(ボルジョミ、ウツェラ、ドゥザウ、ナベグラビ、サイルメ、ズヴァレ、ヌニシなど)。また土壌は垂直方向の変動によって特徴づけられています。
グルジア国内にはほとんどの種類の土壌が存在します。西グルジアの湿潤亜熱帯地域の赤土。東グルジアの平地や乾燥地の黒土。東グルジア落葉樹林帯の褐色土、山地森林土壌、山地黒土、山地牧草地土壌、沖積土、湿原土壌、塩土地帯があります。
コルヘチ低地には沼沢土壌地が多く200、600ヘクタール(国土の3パーセント)広がっています。
アチャラやグリア地方の標高300m~400mの山麓には赤土地帯が130,400ヘクタール(国土の1.9%)あります。
イメレチとアブハジア地方の標高300m~400m地帯には225、800ヘクタール(国土の3.2%)の黄色土地帯があり、サメグレロ地方の古大陸棚は317,600ヘクタール(国土の4.5%)の亜熱帯土壌があります。
西グルジアの標高400~1000m地帯には非お石灰質岩地帯で黄色土、褐色土が106,000ヘクタール(国土の1.5%)あります。東西グルジアを通して標高1000m以上地帯の土壌は均質的ですが、それ以下の地帯には土壌の多様性が見られます。1000m~2000m地帯には茶褐色森林土が1,172、200ヘクタール(国土の16.9%)広がっています。
標高1800m~2000mは492,000ヘクタール(国土の7.2%)の牧草地帯、標高2000m~3700mは1、477,200ヘクタール(国土の22.1%)の山岳牧草地帯です。標高700m以上は腐植炭酸塩土壌が317,200ヘクタール(国土の4.5%)と優勢です。東グルジアのガルダバニやマルネウリ地方の標高350m~500m地帯には暗色シナモン土壌と暗色シナモン牧草地となっています(511,400ヘクタール、国土の7.3%)。
国土の南東部は266、800ヘクタール(国土の3.7%)の黒土地帯です。
東グルジアと主にアラザニ低地は塩土地帯が112,600ヘクタール(黒土の1.6%)と優勢です。
南グルジアの高地の中間ベルト地帯は黒色土で覆われています(157,600ヘクタール、国土の2.2%)。 |